大規模修繕

現在、参考資料として、OO株式会社作成の『マンションOO外壁等大規模修繕工事のご提案』を入手しております。貴マンションにおいて、大規模修繕工事を実施するにあたり、当方にて関与が可能な事項について、お知らせ致します。

大規模修繕工事の一般的なながれ、

A.管理組合の発意
   ↓
B.調査診断
   ↓
C.修繕基本計画
   ↓   『マンションOO外壁等大規模修繕工事のご提案』
D.修繕設計
   ↓
E.工事費見積もり(施工業者選定)
   ↓
F.資金計画
   ↓
G.総会決議
   ↓
H.大規模修繕



OO株式会社作成の『マンションOO外壁等大規模修繕工事のご提案』について
ご提出いただいた、 OO株式会社作成の『マンションOO外壁等大規模修繕工
事のご提案』を確認したところ、今後、大規模修繕を進めるには下記の項目の検
証が不十分のように見受けられます。

調査・診断(「現状調査結果」)
非常に漠然としているため、調査診断の基準が不明です
劣化度・緊急度などの言及がないため、管理組合で、修繕工事の内容を 決定することが非常に困難な状況になっています。 修繕項目・修繕時 期などについて具体的な言及がみられません。

修繕項目(「ご提案修繕項目」)
漠然としているため、工事を行う意義(必要性)が説明できていない。

工事費見積もり(「外壁等大規模改修工事概算予算」)
非常におおざっぱな内容で、修繕基本計画書がないため、どのような修 繕を行うのか見えてこない状況になっています。


現状では、他社から合い見積もりをとることもできないような状況です。
漠然と、管理会社が希望する5千万円弱の予算を管理組合に確保させて、その予算
に納まるように、修繕項目を管理会社(施工会社)が勝手に決めて進めていくよう
なものになっています。

まずは、OO株式会社作成の『マンションOO外壁等大規模修繕工事のご提案』を
現実の大規模修繕工事に活用できるレベルのものに変えていく必要があります。

当方からのご提案

B.調査診断〜D.修繕設計までの業務を進めるためのコンサルティングフィーと
して、10回程度の関与が必要と思われます。 但し、管理会社の提出する書類の内
容・管理組合の対応次第でコンサルティング回数の増減は発生します。スポットで
の対応も可能です。D.修繕設計までの業務が完了すれば、設計・仕様書が確定し
ているため、合い見積もりを徴収することも可能になります。

E.工事費見積もり(施工業者選定)のコンサルティングが必要な場合、
例えば3社程度から見積もりを徴収し、各社からの質疑に応答し、提出された見積
書の比較検討ができるような書類を作成するサービス申し受けます。(現段階では
物量が把握できないので、固定の金額の提示はできません)

F.資金計画〜G.総会決議については、1回当たりOO万円にてコンサルティン
グサービスを申し受けます。

H.大規模修繕;施工段階での施主代行業務(モニターサービス)
1週間に2回現場に立ち会い、施工状況をモニターするとした場合、
工事期間を2ヶ月と想定すると 16回+完了検査立ち会い(竣工図書確認及び報告
書作成;4人工)まで含めて費用はOO万円になります。スポットでの対応も可能
です。この場合、1回当たり(〜3時間程度)OO万円となります。

B.調査診断〜D.修繕設計の業務を現在の管理会社とは別の建物診断会社(マン
ション保全診断センター等)に依頼すると100万円〜の費用が必要となります。
(具体的には個別に見積もりを取らなければなりません)

上記金額には消費税が含まれておりません。